「小谷の湯」では、お客様の意識調査で上位にあがったお風呂に重点をおき、改装をすすめました。
既存のきれいな源泉を活かし、「目の前に広がる川のせせらぎを味わう温泉」をテーマに、大浴場では壁一面の大きなガラス窓、露天では柵を華奢なものにするなど工夫をして、自然と建物の境界線を出来るだけ作らないように仕上げました(写真1)。源泉をより引き立てるために、檜の浴槽はもとより温泉の出口もオリジナルで作りました(写真2)。また、女性脱衣所とパウダールームは広々ととり、洗面などディテールにもこだわりました(写真4・5)。旅先であっても私的な空間を損なわないために脱衣所と大浴場の間に壁を作るというありきたりのものではなく、オリジナルの目隠しを披露しています。
エフモードでは予算内で様々な手法を考え、潜在している魅力を最大限に活かし、更なる魅力へと磨き上げる空間づくりをご提案します。