旅館名称を「雲風々」へと改め、新たなブランド構築をし、大幅なリノベーションを行った再生プロジェクト。
改修した離れの7室全てにテーマ性をもたせ、レイアウトも設えもそれぞれ異なったものとなっています。
月響(げっきょう)という名は南西の夜空に、輝く月明かりを眺められるというところから由来しています。
内装は、暖炉のある一面川石張りのリビングや、壁と天井に配した飾り枠が特徴の和モダン空間となっています。
露天風呂は、玄昌石、石英岩といった天然石を使用した、水中に白い三日月が浮かび上がるデザイン。
また、温かい湯が循環するよう、湯出し口は2か所に設けるなどの工夫をしています。
「和モダンリゾート」をテーマに、時の流れと季節の移ろいを、五感で感じさせる非日常空間へと仕上げました。