こんにちは。上田です。
先日、エフモード社員研修として、
東京ディズニーシーに行ってきました。
弊社は、旅館のインテリアデザインを得意とするため、
研修のためにも旅館・ホテルに宿泊ということが多かったのですが
スタッフも結婚して家庭があったり、
私の場合、子供もいるということを配慮して頂き、
今回娘付きで行かせて頂きました。
いつ行っても夢の国ですね。
やはり細部にまで作りこんでいる建物だったり、
置いている家具だったり、
様々な場所にある遊び心など徹底されてよく考えられていますよね。
そして私はいつも行くと要所々々にある‘岩’を触ります。
が、
どうやってつくってるんだ??とか、、疑問に思った事ありませんか。
ざっくりですがご紹介します。
昭和6年上野動物園に出来たサル山が日本初の擬岩(モルタル擬岩)で、
1983年東京ディズニーランドの建設の際に
アメリカのロックワーク技術が導入されてから
本格的にテーマパークで多様されるようになったようです。
最近では材料・工法も改良され
従来のモルタル擬岩では出せなかった自然岩の風情、
化粧型枠では出来ない大きな凹凸の表現、
プレファブリケーション化による現地業時間の軽減、
そしてコンクリートを凌ぐ強度と耐久性など、
多くの機能を持ったものがでてきています。
擬岩は主にGRC(Glass Fiber Reinforced Cement)
-セメントやモルタルにアクリルガラス繊維などを混ぜ込んで造るという素材-
で形成されていて、
岩の他に、本物の木の形だったり木の枝の柵を作っている擬木、
その他看板だったりレプリカ等は、
GRCのほかに、FRP(Fiber Glass Reinforced Plastic)
-プラスチックにアクリル繊維を混ぜたという素材-
で自由な造形ができるのです。
ディズニーリゾート内の随所にも見られますが
身近なところだと、建物の中にある疑似樹木や
公園のモニュメント滑り台なども上記のFRP造形ですね。
今度お出かけの際、これはFRP?などと思いながら、
いつもと違う視点で見てみるのも新鮮なのではないでしょうか。
・・・と少し話が逸れましたが、
当日天気は雨という予報で夜は雨でしたが、
日中はギリギリ傘もささず散策でき、
楽しい一日を過ごさせて頂きました。
娘は後日、
「ママと一緒にお仕事の所に行くー!だってみんなに会えるじゃんー!」という位
遊んでもらったのが嬉しかった様で、
この場を借りて、皆様感謝2です^^
そして最後に、
なんだか私はこの光景がとっても新鮮だったので
アップします。